お金で幸せは買えるか?
お金で幸せは買えない、と言う人がいます。
逆に幸せはお金で買えるという人もいます。
どちらが本当なのでしょうか?
これは私個人の考えですが、お金で幸せは買えます。
なぜ、買えるのかというと、私達の生活は「お金」の上に成り立っているからです。
私達は水道をひねれば水が出るのが当たり前で
スイッチを押せば電気がつくのが当たり前だと思って暮らしています。
子供は無条件に義務教育を受けることができるし
病気になれば何割かの負担で適切な医療を受けることができます。
これは全て「お金がある幸せ」だと思いませんか?
もしお金がなかったら、こんなに豊かな生活を私達は送れるでしょうか?
衣食足りて礼節を知るという言葉があります。
これは裏を返せば衣食が足りていなければ、礼節を知ることができないということでもあります。
お金がなくて、食べ物も買えない子供が
お店の食べ物を盗んだとして、誰が責められるでしょうか?
私達はお金があるからこそ、満ち足りた、安全で豊かな暮らしを送ることができるのです。
返せるアテがない借金をするというのは、この幸せを自ら手放す行為です。
お金がなければ水道代が支払えません。
電気代も支払えません。
水道も電気もいずれ止められてしまいます。
清潔な衣服を着ることもできず、子供は最低限の教育しか受けることができません。
お金があるからこそ手に入る幸せは当たり前のものではありません。
清潔で安全が当たり前だと思ってはいけないのです。
やむをえない事情で借金をしてしまうことはあるでしょう。
しかし、癖になってしまう前に、踏みとどまる勇気が大事です。
安易にお金を借りるべきではありません。
もし見栄を張るために、遊行費に、お金を借りるつもりの人がいたら
いますぐに堅実な道を歩む努力をしてください。