お金の使い方を知らない人たち
借金を繰り返してしまう人たちの特徴として
「お金の使い方を知らない」というものがあります。
例えば、幼少期に我慢することを覚えなかった人です。
比較的裕福な家計で育ち、
欲しいと思ったものを何でも買い与えられてしまうことになれてしまうと
大人になっても欲しいと思ったものを我慢することができません。
一時6ポケットという言葉が流行りましたよね。
両親にそれぞれの祖父母から「物」を買い与えられることで
我慢する精神が育たずにわがままな子供に育ってしまうということで
問題にもなりました。
欲しいものが我慢できないから、借金してまで買ってしまう。
自分の稼げる能力以上に買い物をしてしまう。
本当は大して欲しくくないものなのに、買ってしまう。
これは幼少期にお金の使い方、大切さ、怖さを学ばなかったケースです。
逆に幼少期に何も買い与えられず我慢ばかりしていた人も
借金を繰り返してしまう傾向があります。
今までお金を持ったことがなく、好きに使ったことがないので
大人になって使える金額が増えると、どう使っていいかわからない。
何につかっていいか分からない。
賢く使う方法がわからずに、不要なものを買い込んでしまうのです。
また、反動もあります。
幼少期に我慢をしすぎたために、我慢ができなくなってしまうのです。
いずれのケースも問題は借金そのものではなく、心です。
一人ではいきなりお金の管理を学ぶことは難しいです。
信頼置ける人の助けを借りて
子供と同じように小さい金額でやりくりする。
欲しいものを我慢する。
小さい積み重ねと成功体験を重ねて、お金の使い方を学ばなくてはいけないでしょう。