金利は年率で考える
金利は、年率で考えるのが基本になります。日歩や月利で金利が表示されている場合、年率に換算して考えるようにしましょう。
日歩や月利で金利を考えると、金利がとても安いと勘違いしてしまうことがあります。
例えば、月利2%の場合、借入金額の2%の金利だから、とても安い金利のように思えます。
10万円を借入れたとしても、その2%である2000円を払えば良いということなので、金利の負担は少ないように感じます。
ところがこれを年間で考えると、10万円を借入して2万4000円を金利として支払わなくてはいけないことになります。
10万円借りて2万4000円の金利だと、借入金額の2割以上の金利を支払わなくてはいけないということで、金利はとても高く感じますよね。
月利2%を年率で換算すれば、年率24%になります。消費者金融での借入金利の平均がこのぐらいになりますよね。
借入してもすぐに返すから、年率で考えなくても大丈夫と言う人もいるかもしれませんが、計画的に返済できれば良いのですが、計画が狂ってしまうことも往々にしてあると思います。
今日借りて明日には返せるというならまだ良いですが、半年後には完済するといったように、完済が数ヶ月先になるという見込みなら、すべて年率で考えるのが良いと思います。