大手3社に50万円ずつの借入の場合
消費者金融の利用は、決まって大手からというのが普通です。
今までまったく消費者金融を利用したことがないという人が、いきなり小規模の消費者金融業者に融資の申し込みをすることはありません。
大手の消費者金融業者のほうが小規模のところよりも金利が低いのが一般的ですし、知名度のあるところのほうが安心して利用することができますよね。
しかし、大手の消費者金融業者は貸付審査が小規模のところよりも厳しくなるのが普通で、借入件数が3件を超えると借りられないということもよく聞きます。
大手3社から50万円ずつを借入れている人というのは、結構多いと思います。30日サイクルで返済するとして、この場合の金利を見てみましょう。
1ヶ月にかかる金利は、150万円×18%×30日÷365=約2万2191円になります。
大手の消費者金融業者は50万円の貸付なら年率18%になります。150万円借りて1ヶ月2万円以上の金利というのは、場合によっては少なく感じます。
しかし、元金が減っては借入限度額まで借りるということを繰返して、3年間も取引を続けていると、その支払う金利の合計は81万円にもなります。
返済で多少元金が減ると考えても、70万円以上の金利を消費者金融業者に支払うことになります。70万円と言えば、借りたお金の半分近くですよね。
大手だし、3社からしか借入していないから自分は大丈夫、なんてことは考えないほうが良いでしょう。支払う金利を考えて、計画的に返済することが大切です。