金利が1%変わると、どの程度違うのか
貸金業者からお金を借りているにもかかわらず、金利についてまったく気にしない人がとても多くいます。
これは住宅ローンについても同様で、日本人は金利についてとても疎い国民性だと言っても良いと思います。
金利が10%や20%変わるなら差はあるだろうが、数%ではそれほど差がないと考える人は多いです。
確かにその通りですが、借入金額や借入期間によっては、その数%が命取りとなることもあるということだけは、覚えておかなくてはいけません。
借入の総額が200万円の人は、金利が年率1%高くなるとどのぐらい負担が増すのか、ここで計算したいと思います。
200万円×1%×30日÷365=約1643円というのが、200万円の1ヶ月にかかる年率1%の金利になります。
借入金額が100万円ならその半分の約821円、400万円ならその倍の約3287円がかかるということです。また、1年間の年率1%の金利は、その12倍で2万円になります。
このように、借入金額が大きかったり、借入期間が長期になる場合には、たとえ1%の金利と言えども馬鹿にはできませんよね。