まずは詐欺かどうかを疑う
大手や中堅の貸付審査では、はじめにコンピュータ審査が行われています。
その審査を無事通過すると、今度は支店責任者などによる人間の審査が行われます。人間が審査をする際、まずはじめに注意するのは詐欺ではないかどうかです。
貸金業者が1番貸したくないのは支払いが悪い人や連絡がとれないといった人ではなく、はじめから返済する意思のない詐欺師になります。
詐欺にあったら警察に届けて、とられたお金をとり返せば良いと言う人もいるかもしれませんが、ほとんどのケースが泣き寝入りになります。
これは引ったくりや万引きに泣き寝入りが多いのと同じですよね。詐欺師にはお金を貸した時点で負けになるのです。
貸金業者では、貸せるかどうかの前に、詐欺をまずは疑います。何か不審な点はないか、身分証明書や所得証明書は本当に本物か、など注意深く見るのです。
特に、電話申込みで振込融資の場合には、電話での声にも注目します。申告された年齢相応の声か、性別は正しそうかといったところは要チェックしているのです。
親や子供、配偶者になりすまして貸金業者からお金を騙し取ろうと言う人が多いので、貸金業者は騙されないように気をつけているのです。