書類確認は人間がしている
貸金業者からお金を借りるときには、いろいろな書類を提出しなければいけません。契約書、身分証明書、所得証明書などを提出しますよね。
そのとき、それを確認しているのは、たとえ自動契約機からの申込でも、インターネットからの申込でも、貸金業者の社員になります。
貸金業者では貸付審査をコンピュータ化しているところが多いですが、書類の確認までをコンピュータに任せているわけではありません。
自動契約機のスキャナーに保険証を読み込ませても、それを人間の目が確認しているのです。
そして、人間はコンピュータと違ってミスをすることがあります。そのため、貸金業者ではミスを防ぐために、複数の人間が確認するのが普通です。
受付担当者が書類確認して、その後にもう一度支店責任者が書類確認するということです。
2人で確認すればまあ大丈夫だろうということですが、人間なので2人とも重要な事柄を見逃してしまうこともやっぱりあります。
その見逃しが融資申込者にとって有利なものなのか不利なものなのかは何を見逃すかによりますが、それが貸付審査に影響することがあるのです。
もしその見逃しが不利に働いてしまった場合には、見逃しによって融資が受けられなかったかどうかは分かりようがありませんが、運が悪かったとしか言いようがないですね。