国民健康保険証でわかること
貸金業者からお金を借りるときには、保険証を必ず提示しなければいけません。
貸金業者がお金を貸すときには、運転免許証よりも保険証を重視するのは昔から変わっていません。
基本は社会保険証や共済保険証、組合保険証など、申込者の勤務先が確認できるものになりますが、国民健康保険証の場合でもまあ良しとしています。
ただ、大手や金利が低くて貸付審査が厳しいようなところでは、国民健康保険証では融資をお断りしていることもあります。
これは国民健康保険証ではその人の勤務先の確認ができないという理由からです。
一方、国民健康保険証でも融資しているところでは、在籍確認や所得証明で確認することでОKとしているのです。
では、運転免許証と所得証明があり、在籍確認がとれるなら、国民健康保険証は必要ないのかというと、そういうわけではありません。
国民健康保険証には、氏名、住所、生年月日、家族構成などが記載されています。
運転免許証の住所は前住所という人も多く、国民健康保険証のほうが身分証明書の価値としては上になるのです。
また、国民健康保険証を持っているということは、きちんと保険料を支払っているということがわかります。
社会保険などに加入していなければ、国民健康保険証を持っているのは当然なのですが、実際には保険料未払いで持っていない人が多いですよね。
保険料すら支払っていない人が、貸金業者にしっかりと返済するかと言えば疑問です。そのため、保険証がない人は貸金業者からお金を借りることはできないはずです。