債務整理は弁護士か司法書士しかできない
債務整理は本人以外では、弁護士か認定司法書士しか行なってはいけいことになっています。
弁護士か認定司法書士の資格を持っていない人が債務整理をすれば、それは越権行為となり、処罰の対象となりますので注意しましょう。
例えば、私は消費者金融業者に勤務経験があり、そこでの債務整理の経験も豊富です。任意整理だけでなく特定調停や自己破産、個人再生の仕方も知っています。
どのぐらいの状況になれば破綻するのか、どのようにすれば再建できるのかなど、多分弁護士や司法書士よりもよく知っていると思います。
でも、私が事務所を作って債務整理を請け負い始めたら、それは法律違反で罰せられることになるのです。
医師免許のない人が医療行為をすると罰せられるのと同じで、債務整理をするには資格が必要ということなのです。
簡単に言えば自動車運転免許ですね。自動車を運転できる人でも、免許を持っていなければ運転してはいけないのと同じです。
インターネット上では、弁護士でも司法書士でもない人が、債務整理をしますと謳ったサイトが多数ありますが、それらは違法です。
ただ、これはお金をもらってやってはいけないということで、無償で行う分には罰せられることはありません。