潜在的なブラックはかなり多い
今はまだブラックではないが、遅かれ早かれブラックになる可能性のある人はとても多いです。
現在、改正貸金業法による上限金利引き下げを受け、消費者金融業者は金利を引き下げるか廃業するかの2択に迫られています。
消費者金融業者が貸出金利を引き下げれば、それだけ貸付基準が厳しくなり、多くの人がお金を借りれなくなるのは間違いありません。
消費者金融業者が次々と廃業していけば多重債務者は生まれにくくなりますが、これまでよりもお金を借りにくくなるのは当たり前です。
つまり、徐々にお金を借りることができなくなっていくということです。そうすると何が起こるかと言うと、自転車操業状態を続けてきた人がバタバタと破綻していくことになります。
破綻すればブラックリスト入りですよね。今後はブラック人口が急増することが予想できるというわけです。
また、消費者金融業者でお金をお金を借りる人は、クレジットカードのキャッシングや銀行の個人ローンをすでに利用しており、それらの返済に窮している人が多いです。
消費者金融業者からお金を借りる人の8割はすでに立派な多重債務者であり、潜在的なブラックだということです。
ちょっと遊ぶお金をと消費者金融に借りに来る人は稀です。他の返済のための借り入れというケースが多いです。
ただ、潜在的なブラックの人が節約して質素な生活を心がけるようになると、それはそれで消費が冷え込み、一層の不況を招くことになるのが頭の痛いところですね。