身元保証トラブルを弁護士に相談する
身元保証に関するトラブルで、すべてのケースで弁護士に相談する必要はありませんが、損害が大きく、会社からの請求金額が高額になる場合には、基本は弁護士に相談することです。
身元保証人が弁済する金額については、非常に曖昧なところがあります。会社によっては損害分を全額請求してくるところもあるでしょう。
ただ、身元保証人が負う責任については、不当に重くならないようにに、一応は法律で配慮しています。
会社に請求された金額を素直に支払うよりも、交渉したり裁判したりすることで大幅に減額されることが多いのです。
自分で交渉や裁判をすることができれば良いですが、身元保証法などの法律をある程度は勉強する必要があります。
多少費用はかかっても、弁護士にお任せしたほうが結果的に安く済むこともあります。無理に自分で何でもする必要はないということです。
身元保証で請求される金額には定価があるわけではなく、曖昧な根拠に基づいて算定された金額になります。
請求されたから支払わなければいけないのではなく、請求金額はあくまでも会社の主張する金額と考えてください。