保証人が請求書を無視した場合
いろいろないきさつで保証人になることがあります。そのときには仲が良くても、後々付き合いが途絶えるということもあるでしょう。
保証人になったときには責任を感じていても、それが何年かすると段々薄れていくこともあります。
保証人に支払いを請求すると、なぜ支払いをしなければいけないのかなどと言ってくる人が多くいます。
しかも、連帯保証人になっているにもかかわらず、本人から回収するように要求してくる保証人もいます。
まあ、これは貸金業者がきちんと連帯保証人の意味を説明していなかったためと言えるでしょうが、説明も求めないで連帯保証人を引き受けていしまうことも大問題ですよね。
支払いをしたくないという保証人は多いですが、では実際には貸金業者の請求を無視したらどうなるでしょうか?
貸金業者は保証人に対していろいろな状況を想定しますので、1回の請求書に回答がなかったからといって、すぐに何かをするわけではありません。
しかし、電話や通知によって1ヶ月も督促をした結果、保証人が無言を貫いているようだと、支払う意思がないということで訴訟に発展する可能性があります。
支払う意思がないなら、支払いをしなければならないということを、わからせようというのです。
また、自宅に訪問してくる可能性もあります。貸金業者は、まずは保証人の支払い意思を確認しなければいけませんの、何とか保証人とコンタクトをとろうとするのです。
どんないきさつであれ、保証人になったことに間違いがないなら、しっかりと貸金業者の連絡に応えるのが社会人としての常識ですし、そのほうが良いでしょう。