保証人になるときに注意すること
保証人になるときに注意しなければならないのは、まずは保証契約書をよく読んで、保証内容を理解することです。
保証人になる人はその元になる契約内容についても十分理解しておくことが必要ですし、保証内容にもいろいろありますので、どういった責任を負うのかを必ず理解してから契約します。
契約書の内容で意味がわからないところがあれば、金融機関に説明を求め、それでも気になる点があるときには、弁護士に相談することも大事です。
わからないことが1つでもあれば、保証人にはならないほうが良いでしょう。
また、保証契約を交わす際には、できる限りその場に立ち会うようにしてください。金融機関から十分な説明を受けてから、納得してから署名捺印するのが基本です。
委任状や印鑑証明書を人に預けて、それで保証契約を交わすということだけは避けなければいけません。
この場合には、どういった保証契約が結ばれるのか確かではありませんので、後々トラブルになることが多いです。
後から、こんな保証契約を交わす意思はなかったと言っても通用しませんので、契約を交わす前が勝負だと言えます。
また、保証契約書の控えは大切に保管し、絶対に紛失しないようにしましょう。