消費者金融から借金をすると必ず破綻する?
消費者金融業者のような高金利なところから借金をすると、絶対に破綻すると言う人がいます。消費者金融業者を目の敵にしているようなクレサラ系弁護士などはその代表です。
でも、消費者金融業者で借金した人がみんな破綻したなら、消費者金融が商売として成り立たなくなってしまいます。
破綻すると言うことは、借りたお金を返さないということです。消費者金融業者が儲けているということは、それだけ破綻しないで利用している人が多いということです。
消費者金融業者にもよりますが、不良債権は全体の5%程度ではないでしょうか。仮に不良債権つまり破綻する人が5%だとすれば、残りの95%の人は破綻しないことになりますよね。
ほとんどの人は健全に消費者金融業者を利用しているということです。
まあ、破綻しないだけで、とても健全に利用しているとは言えない人もたくさんいると思いますが、とにかく破綻する人は全体で見れば僅かということです。
消費者金融業者は審査をしっかりとしていないとか、過剰貸付だとかよく言われていますが、貸倒れ率を見ると割りと審査の精度は高いと言えます。
消費者金融業者が相手にしているのは、もともと信用不安の恐れが高い層ですので、それを考えると、消費者金融業者と破綻を結びつけるのは少々乱暴だと言えるでしょう。
だからと言って、消費者金融業者で借金をしても大丈夫だとは言えません。本人の利用方法によっては、破綻リスクが高くなると言えるでしょう。