リボ払いのリスク、品物の価値
消費者金融業者から借金をするよりも、クレジットカードでリボ払いするほうが、どちらかと言えばしやすいと思います。
リボ払いのほうが消費者金融業者で借金するよりも金利が安いですし、面倒な貸付審査がないので当たり前ですよね。
でも、リボ払いは消費者金融業者から借金するのと同じぐらいリスクのあるもので、利用には十分注意することが大切です。
リボ払いは、現金を手にするわけではありません。購入した品物の代金を分割払いにすることになります。ただ、分割払いには手数料がかかり、この手数料が金利と同じ扱いになります。
リボ払いをしてその返済ができなくなったとき、購入した品物を売却することで現金を作り、それを支払いに充てれば良いと勘違いしている人がいます。
でも、よく考えればわかると思いますが、品物は購入した時点で中古品になり、その価値は大きく低下します。
10万円で購入した品物も、購入後すぐに売っても半額にもならないことがよくあります。1年後に売れば、もう二束三文にしかならないこともありますよね。
結局、リボ払いで購入した品物を手放しても、リボ払いを完済することはできず、支払いだけが残ります。
リボ払いは購入したものを売れば何も怖くないというのは、幻想なので気をつけましょう。
また、これはリボ払いだけに言えることではなく、住宅ローンでも同じです。数千万円で購入した住宅も、10年も住めばその売値は大幅に減額されてしまいます。