生活費の補填で借金すると、徐々に借金は膨らむ
借金する人は浪費やギャンブルが原因だと思われることが多いですが、借金の理由の大半は生活費の補填になります。
別に贅沢をしているわけではなくても、生活費が足りなくなる人はこの日本にはとても多くいます。特に、都会で生活する人はお金がなければ正直生きてはいけません。
借金ができるという人は収入がある人であり、ネットカフェ難民や失業者よりも立場はマシです。でも、借金しなければ生活ができないということは、いずれは破綻してしまうかもしれません。
生活費の補填で借金をすると、徐々に借金が膨らんでいく傾向があります。これは当たり前と言えば当たり前ですが、もともと足りないのですから当然ですよね。
生活費が20万円かかる人で、収入が18万円しかなければ、毎月2万円のマイナスになります。
借金をすればその足りない2万円を補填することができますが、返済を先延ばしにしているだけに過ぎず、その次の月にはまた2万円のマイナスになって合計で4万円のマイナスになります。
毎月マイナスが増えていきますが、それを借金で補填していきますので、借金が毎月2万円増えていくことと同じです。
さらに、借金すれば金利を支払わなければいけませんので、金利分がマイナスに加わることになります。
収入と支出で確実に収入が多ければ借金してもしっかりと完済できます。でも、そうでないなら借金は徐々に膨らんでいくでしょう。
返済能力を超えるほど借金が膨らむと、そこで破綻となってしまいます。お金がないから借金をするのですが、それは将来の収入が支出を上回っていることが必要です。