将来が不安になるリスク
多額の借金を抱えると、普通の人なら将来が不安になります。借金がなくても老後の心配をする人がいるぐらいなので、借金があれば不安になるのは当たり前ですよね。
多額の借金があると、働いてお金を得ても一向に懐が膨らみません。節約を頑張っても一向に貯蓄ができません。
右から入ってきたお金を左に流すようなもので、何をしても借金が減るだけで潤うことがありませんので、不安が消えないのです。
ただ、借金はどこかから降って沸いてきたものではありません。多くの場合は、自分が使ったお金を返しているに過ぎません。
借金は、将来手にする予定のお金を、先に使ってしまったというだけでなのです。
将来手にする予定のお金をもう使ってしまっているのですから、将来が不安になるのは当たり前ですよね。
将来が不安だと、生きる気力をなくす人もいます。これは別に自殺するという意味ではありませんが、何に対しても否定的な考えをしてしまい、人間らしい生活を送れない可能性はあるでしょう。
借金生活を楽しいと感じる人はいないはずです。借金があれば楽しい生活を送ることができないのですから、これはとても嫌ですよね。
人生の大半が借金人生だったなんてことにでもなれば、その人は決して幸せとは言えないでしょう。