延滞は癖になる
貸金業者からお金を借りたばかりの人は、一般的にすぐに延滞をすることはありません。
延滞するということはとてもいけないことであると思え、延滞料を支払うのも馬鹿らしいからでしょう。
また、延滞したときにどうなるのかは未知のことで、気をつけようとするのでしょう。
しかし、1回延滞をしてしまうと、そこから癖になることがあります。延滞をしても別に何も痛いことはなかったとなると、延滞しないように気をつけることを忘れてしまうからです。
初めて延滞した場合、どうしようかと焦る人も多いと思いますが、貸金業者の対応はいたって普通で、特に大それたことをしでかしたという雰囲気はありません。
「延滞してしまったようですが、いったいどうするのですか?」などと言われれば、どうしようかとなりますが、「至急で入金お願いします」と淡々と言われますので拍子抜けするかもしれません。
貸金業者からすれば延滞する人はたくさんいますので、慣れっこになっているのです。
そのため、延滞しても大丈夫なんだと考えてしまう人が多いようです。
人間は罰を与えなくてはなかなか悪いことだと思っても繰返してしまう動物です。延滞しても罰がなければ、延滞を繰返してしまう人がいても不思議ではありません。
延滞が癖になってしまうと、徐々に延滞日数も伸びていく傾向があります。
最初は2?3日の延滞でも、そのうちに1週間の延滞を繰返すようになり、終いには1ヶ月以上の延滞を繰返すようにもなるかもしれません。
延滞を繰返さないようにするには、まずは1番初めの延滞をしないことです。そして、もし延滞をしてしまったときでも、2度目を絶対にしないと心に決めることが大切でしょう。