延滞は世間ではどう思われているのか
貸金業者から借金をして延滞してしまう行為は、世間ではいったいどのように思われているでしょうか?
「借りといて延滞するなんて最低」や「社会人として延滞するなんて恥ずかしい」、「延滞は完全な本人の怠慢」などでしょうか?
世間では、そんなふうには思われていないので安心してください。
世間の延滞に対する考え方はとても寛容です。
延滞したのは悪いことだが、延滞しなければならない事情があるに違いないといった感じで、延滞者には同情的な意見が多いです。
別に好き好んで延滞をしているわけではなく、本人の努力にもかかわらず仕方なしに延滞してしまっただけで、初めから延滞する気はなかったはずだという感じです。
これは実際にもその通りで、誰も好きで延滞しているわけではありません。
近年、裁判所では債務者保護姿勢がとても強くなっていますし、マスコミは延滞した人よりも延滞するような人に貸した貸金業者が悪いと伝えています。
ただ、実際に延滞している人は、なかなか世間が思っているようには考えません。
延滞については自分の責任であり、貸金業者に迷惑をかけてしまっているなどと考えてしまいます。
日本人は真面目です。借金する人も真面目です。延滞したことで貸金業者に低姿勢で接する人が多いですが、その必要は全然ありません。
低姿勢で接することは過剰な取立を誘発させることにもなりますので、変に強気になる必要もありませんが、延滞しても対等の立場としてで接するようにしましょう。