クレジットカード会社の儲けの秘密【結局は借金と一緒】
クレジットカードは1回払いや2回払いなら手数料はいりません。そして、クレジットカードで買い物をするときには圧倒的に1回払いが多いですよね。
近年では会員費無料のクレジットカードが主流となっていますが、それでどうやってクレジットカード会社が利益を上げているのか不思議に思う人もいるでしょう。
クレジットカードの利益となるのは、入会金や会費、リボ払いや分割払いによるショッピングでの手数料、キャッシングの金利、加盟店の手数料になります。
クレジットカードが使えるお店は、クレジットカード会社に加盟店として手数料を支払っているのです。
それらの加盟店は手数料を支払うので一見すると損ですが、「現金を持っていないから」とお客さんが購入を諦めることを回避することができますので、損ではないのです。
加盟店手数料については安定した収入が見込めますが、それほど高額にするわけにはいきませんので、クレジットカード会社の利益のうちの20%程度となっています。
ショッピングのほとんどが手数料のかからない1回払いや2回払いになりますので、ショッピングの手数料は利益のうちの10%以下です。
入会金や会費もほとんどのクレジットカードが無料なので、これも少ないことは容易に想像できますよね。こちらは、利益のうちの5%以下です。
実はクレジットカード会社の利益の7割近くがキャッシングの金利収入になるのです。
ショッピングができるクレジットカードを発行していますが、ほとんど消費者金融と利益の体質は変わらないと言うことです。
でも、そんなにクレジットカードのキャッシングが利用されているのでしょうか?
クレジットカードの利用割合は、ショッピングが8割に対してキャッシングが2割となっています。
意外とクレジットカードでキャッシングする人が多いということですね。