米国クレジットカードローンの貸倒償却率上昇
米国のクレジットカード各社がデフォルト(債務不履行)になると予想するクレジットカードローンの貸倒償却率の上昇が続いています。
2009年5月に10%を超え、6カ月連続で過去最高を更新したとのことです。
日本は必ず米国の後を追って同様の状況になると言われているだけに、少し心配です。
米国のクレジットカードローンの貸倒償却率は2009年5月に10.62%と、4月の9.97%から大幅に上昇しています。
「貸倒償却率は今後数カ月は上昇する。ただ、上昇はゆっくりとしたペースになる。その後2010年の第2・四半期に12%近辺でピークを迎える」。
専門家はそんな見方を示しているとのことです。
2009年には、クレジットカードローンの損失率が10%を超えるなか、ローン損失は700億ドルを上回るとアナリストは予想しているのですか、凄いです。
ここは日本だからと大丈夫と思っているクレジットカード会社も多そうですよね。
相変わらず日本のクレジットカード各社は、カードローンの宣伝に力を入れています。
毎日インターネットを開いている人は、カードローンの宣伝を見ない日は1日だってないですよね。
もしかしたら、数年後には日本発の金融不安が起こるかもしれません。