貸付審査にパスしても融資が直前に不可になる場合もある
消費者金融にはいろいろな人がお金を借りにきます。人間観察の好きな人なら、こんなに楽しい職場はないかもしれません。
特に、私が勤務していた消費者金融業者は立地的に来店客が多く、受付窓口がいっぱいになるなんてことも多々ありました。
来店客の中には、怒りだす人もいました。もちろん、消費者金融を利用する人のみんながみんなということではありません。ごく稀な話です。
融資を受けられると思っていたのが、直前になって受けられなくなったとき、怒りだす人がいます。これは電話やインターネット、Faxで申し込み、来店で融資を受けようというケースです。
電話やメールでお知らせした審査結果ではOK。でも、来店してみたら融資不可と言われるのですから、怒りだす気持ちもわからなくはありません。
でも、来店して融資が不可になる原因は、申込者にある場合がほとんどです。つまり、自業自得ということです。
多いのは、必要書類に不備があった場合や、必要書類自体を持参しなかった場合です。受付時には保険証があるとしていた人が、いざ来店してもらうと保険証を持っていなかったということはよくある話です。
消費者金融はお金を渡して融資を完了するまで決して気を緩めません。利用者もお金を実際に受け取るまでは気を緩めない方が良いでしょう。
もちろん、消費者金融の対応の不味さで怒りだす人もいるはずです。だた、その場合でも怒って何かが変わるわけではありませんので、無駄なことはしないほうが良いでしょう。
消費者金融はそこら中にいくらでもあります。気に入らないところはさっさと切り捨てて、違うところで借り換えれば良いですよね。