携帯電話の番号がすぐ変わる人は貸付審査にマイナス
消費者金融の顧客には、携帯電話の番号がすぐに変わる人がいます。融資をして次の日には携帯電話の番号が変わる人もいれば、1カ月に1回ぐらいの頻度でコロコロと番号が変わっていく人もいます。
お金を借りるという行為は利用者の周囲には秘密ということがほとんどなので、消費者金融は利用者への連絡には特に気を遣います。
自宅の固定電話に電話すると、利用者の家族に不信感を与えてしまうかもしれません。いくら「生命保険」や「投資会社」などと誤魔化しても、利用者の立場なら自宅への電話は嫌なはずです。
その点、携帯電話なら気を遣う必要がありません。携帯電話を使用するのは本人のみが普通ですし、メール機能も大いに活用できます。
携帯電話の番号が変わると、消費者金融は連絡手段を失うことになります。融資の案内もできなくなりますし、督促もしにくくなります。
また、普通の人は携帯電話の番号が変わることはそうそうありませんので、携帯電話の番号がコロコロ変わる人はヤミ金融などと接触しているのではないかと思ってしまいます。
増額融資の審査において、携帯電話の番号が変わりやすい人が融資できるかできないかの微妙なライン上にいる場合には、心配なところがあるとして否決するのが普通です。
消費者金融は新規融資には甘めに、増額融資には厳しめにというスタンスをとっているところが多いです。携帯電話の番号が変わりやすいことが不安材料になり、増額融資をお断りすることがありますので、覚えておきましょう。