おまとめローンの貸付審査は若干甘くなる
多重債務者が増えていくにつれ、消費者金融各社は「おまとめローン」に注力していきます。すでに、改正貸金業法の完全施行によって、総量規制の導入が決定しています。
総量規制が導入されると、消費者金融は年収の3分の1までしか貸付ができなくなります。いまのうちにおまとめローンで貸付残高を増やしておこうという考えは理にかなっています。
ただ、改正貸金業法が成立する以前でも、おまとめローンを希望する人はいました。借入件数が5社も10社もあると、自分でも何が何だかわからなくなりますよね。
おまとめローンで借金を1本化すれば、残債務や金利がわかりやすくなり、正確な借金を把握するには適しています。
また、おまとめローンをしても借金が増えるわけではありません。新たに借金をしますが、その借りたお金で他の借金を完済するわけですから、実際の債務額はプラスマイナスゼロになります。
消費者金融としては、お金を貸しても申込者の債務額が増えないということはメリットです。おまとめローンをしてすぐに自己破産する人はほとんどいないですよね。そのため、審査は通常の貸付よりも緩くなります。
今現在、複数の業者からの借入があるという人は、おまとめローンをすることをお勧めします。
大手や中堅どころならまずおまとめローンを実施していますので、申し込んでみましょう。今までの金利よりも下がることがありますし、毎月の返済額も新しく決めなおすことができます。
また、おまとめローンを申し込む際には、必ず「おまとめローンを希望です」と受付時に申し出ましょう。