とことん甘える顧客
借金をして延滞を繰り返す人は、どこか甘えたところがあります。考え方が甘いというか、返済に対する姿勢が甘いというか、支出について甘いというかですね。
督促担当者が少しでも緩い対応をしてしまうと、とことんそれに甘える顧客がいます。
1日延滞しても督促の電話がかかってこなかったら、1日ぐらいの延滞ならしても大丈夫だと考える人がいます。
基本的に、どれだけ延滞をしようと大丈夫です。別に督促担当者が自宅に怒鳴りこんでくることはありません。
延滞料を支払い、給料を差押されるのは本人であり、延滞で誰が損をするかと言えば、それは自分自身です。
でも、甘える人は督促担当者の顔色ばかり見て、督促担当者が厳しく督促しなければそれこそ返済をしなくなります。
督促されなければ支払をしないというのは、甘え過ぎですよね。借入れのときには返済すると言って契約しているのですから、その責務をしっかりと果たさなくてはいけません。
とことん甘える顧客は、自発的に返済することを忘れてしまいます。これは督促担当者にとって腹立たしいことです。
考えてみてください。自分が漫画やCDを友達に貸したとします。返してと言わなければ返してくれない友達は嫌ですよね。返してと言ってもなかなか返してくれない友達はもっと嫌ですよね。