弁護士にも嘘をつく顧客
性質の悪い債務者はいるもので、受任してもらった弁護士や司法書士に対しても嘘をつく債務者がいます。
性質の悪い債務者が消費者金融に嘘をつくのは普通のことですが、弁護士や司法書士にも嘘をつくのですから、もう同情の余地はないですよね。根っからの嘘つきなのでしょう。
延滞者が督促担当者と交わした約束を破るのはよくあります。明日までに支払うと言って翌日になっても入金が確認できないことは多々あります。
そのことについては大目にみましょう。督促されるのは嫌ですし、何とかしようと思った結果が嘘になってしまうこともあるからです。
でも、弁護士や司法書士につく嘘は、何でしょうね?
弁護士から「約束の日に債務者本人が来ない」や「本人から書類を送ってもらう予定なのですが、なかなか送ってこない」という話はよく聞きます。
また、「本人に電話依頼しているが、かかってこない」や「本人と連絡がとれなくなっている」といったことも聞きます。
せっかく高いお金を払って弁護士に依頼したのにもったいないですよね。弁護士の仕事は依頼者との信頼関係がとても大事だとのことです。
不誠実な依頼者には弁護士も不誠実になるかもしれません。不誠実にならないまでも、一生懸命さに欠けることは十分考えられます。
消費者金融に迷惑をかけ、弁護士や司法書士にまで迷惑をかける。そういった人は周囲の人に迷惑をかけっぱなしなのでしょう。大人なのですから、もう少ししっかりしてほしいですね。