返済できない理由を一切言わない
延滞者の中には、督促担当者から返済できない理由を尋ねられても、理由を一切言わない人がいます。
督促担当者は延滞者に返済できない理由を尋ねることがあります。延滞の理由によっては、返済を待つようにしているからです。また、理由を聞くことでその人の状況を把握でき、状況に応じた対応ができるようになるからです。
たとえば、家族が亡くなって返済どころではないとわかれば、落ち着くまでは返済を待つといった感じです。
すべての延滞を同じように扱うのではなく、督促担当者は延滞理由によって対処方法を変えるようにしているのです。
でも、返済できない理由を一切言わないのであれば、対処のしようがありません。延滞するには必ず理由があり、理由のない延滞はないはずです。延滞理由を述べられないと、返済する気がないとされてしまいますので気をつけましょう。
督促担当者は延滞理由を話さない延滞者には腹が立ちます。延滞の理由によっては便宜を図ろうとしているのに、それを拒むのですから腹を立てるのも当然ですよね。
ただ、延滞理由を話すと、督促担当者から「それは言い訳です」とよく言われると思います。話しても話さなくても怒られますので、延滞者からすれば督促担当者の態度は理不尽に思えるかもしれません。
でも、そうかと言って延滞理由を話さなければ、「なぜ理由を言えないのですか?」となりますので、返済できない理由を聞かれればきちんと訳を話さなければいけません。
厳しい言い方になるかもしれませんが、延滞することが悪いことになりますので督促担当者の態度が理不尽かどうかは二の次です。