訪問時の返済約束を守らない顧客
業者によっては顧客の自宅に毎月集金しているところもありますが、一般的に消費者金融が顧客の自宅に行く訪問回収は全額回収というのが普通です。
集金ではない訪問回収は取り立てです。電話や請求書で督促しても支払わない顧客に対して、自宅に行って全額を回収するというものです。
ただ、実際には全額回収されることはまずありません。返済を長期間滞るだけあって、そんなお金はどこにもないのです。
そのため、訪問時には全額回収ではなく、その後の返済について約束を取り付けてくることが訪問担当者の任務になります。
無理矢理全額回収ではなく、毎月入金してもらうように話し合いで解決しようというのですね。
しかし、訪問時に取り交わした返済約束を守らない人がいます。電話での約束とは違い、直接会っての約束なので、破られるとショックは大きいです。
もともと連絡がつかないから訪問回収になりましたので、電話や請求書は役に立ちません。返済約束が破られれば、もう1度訪問回収をしなくてはいけません。
ただ、もう1度訪問回収をしても、また約束が破られることも考えられますよね。
消費者金融にとって訪問回収時に取り交わした返済約束をも守れない人は、腹が立つのを通り越してもうお手上げです。