【借金解決法】持ち家を手放したくない場合の選択肢
クレジットカードのショッピングやキャッシング、消費者金融からの借入れを繰り返し、その返済が苦しくなったときには債務整理をすることになります。
膨れ上がった債務は何か手を打たなければ解決できません。放置しても金利がついていくだけなので、早急に債務整理をしたほうが良いでしょう。
債務整理というと、真っ先に思い浮かぶのは自己破産だと思います。自己破産についてはほとんどの人が名前やどういったものかを知っています。
世間一般の自己破産についての解釈は、「借金がゼロになるがすべての財産が没収される」といった感じではないでしょうか。
所有している土地や建物は財産に当然当てはまりますので、自己破産をすれば借金がなくなりますが、マイホームを失うことになります。
自己破産には例外的にマイホームを処分せずに済む方法もあるにはありますが、それはあくまでも例外的なケースになります。
マイホームを手放したくないなら、自己破産以外の方法で借金を解決したほうが良いでしょう。
自己破産以外の債務整理には、個人再生、特定調停、任意整理、おまとめローンなどがあります。
この中で、債務の免除を受けられるのは個人再生になります。個人再生では最大で8割の債務が免除されますので、債務が多い場合には有効です。
条件によっては特定調停や任意整理のほうが有利になることもありますので、一概に個人再生がこの場合には1番良いとは言えません。
どちらにしても、マイホームがある人で借金に困った場合には、弁護士か司法書士に相談するようにしましょう。
相談して、マイホームを手放したくない旨をしっかりと伝えます。