【借金解決法】半年以上支払いしていない人
消費者金融の返済に困り、半年以上支払いをしていない人がいます。
こういう人は、どうやって借金を解決すれば良いでしょうか？
このまま放置し続けて時効を待つのが良いでしょうか？
この場合にもいろいろな借金解決方法が考えられますが、放置を続けるのは得策ではありません。
時効を待つなどもっとも愚策であり、絶対に考えないことです。払いたくないなら自己破産でもすれば良いですし、払えもしない借金と長い間付き合うことはありません。さっさと解決して手を切りましょう。
半年以上支払いをしていない債務者の元にも、消費者金融に住所が知られていれば請求書が届きます。
でも、それだけ長い間延滞になっているのですから、普通の請求書が届くことはありません。
多くの消費者金融では、長期延滞顧客に対して和解依頼書を発送しています。長期間延滞したことで発生している金利を減額することで、和解しましょうという内容です。
借金解決のマニュアル本などには、こうした消費者金融からの和解依頼には応じない方が良いと書いてあります。消費者金融は相手が無知なのを良いことに、債務者にとって不利な内容で和解を申し込んできているからというのです。
これは半分当たりで半分間違いです。債務者にとって不利な内容というのは、約定の債務額をベースにした話だからでしょう。本当に払わなくてはいけない利息制限法に則った債務額ではありませんので、確かに損です。
しかし、消費者金融からの和解依頼に応じることをお勧めします。和解すればとりあえず現段階での金利が止まりますし、債務整理をするのはいつでもできるからです。
本人和解したからといって、後から債務整理ができないことはありません。和解したら内容に拘束されることはないのです。過払い金が欲しいなら、和解の後でもできるということです。
払い過ぎた分はどうせ後から取り戻せますので、和解後に払った分が損になることはありません。それなら、金利を止めて和解したほうが得というわけです。
