借金が返済できない!中小企業のサラリーマンはどうする?
ここでは中小企業に勤めている人の借金解決法を紹介します。
中小企業で勤務している人で気をつけたいのは、消費者金融業者などによる給与の差押です。
給与の差押を理由に解雇するのは社会的にも許されませんし、法律でも禁止されています。しかし、公務員や大企業に勤務している人とは違い、中小企業に勤務している人の場合には簡単に解雇されてしまいます。
中小企業では労働組合のような組織がありませんので、一方的な解雇をしたとしても泣き寝入りするケースが多くあります。
給与の差押という事実に社長が激怒して、一方的に解雇することは現実としてあります。もちろん、表面上は何か別の理由でとなりますので、解雇された側にとっては訴えるなどの手段に出にくいでしょう。
中小企業に勤務しているなら、給与の差押には気をつけたいところです。ただ、、以前は自己破産予定者に対しても給与の差押がされていましたが、現在は禁止されています。
自己破産や個人再生といった手続きをすれば給与の差押を受けることはありませんので、安心してください。
一方、特定調停の場合ですが、申し立てをして給与の差押をされることはありませんが、特定調停での和解後に返済の約束を破ってしまうと、給与の差押をされることがあります。
弁護士や司法書に依頼する任意和解では、和解後の返済約束を破ってもすぐに差押とはなりません。差押の前に訴訟が必要です。ところが、特定調停の場合にはいきなり差押になりますので、ここは注意するべきです。
そのため、雇用の不安定な中小企業に勤務している人には、特定調停はあまりお勧めではありません。