取引履歴の開示請求をしてみよう

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 過払い金 > 取引履歴の開示請求をしてみよう

取引履歴の開示請求をしてみよう

取引履歴の開示請求は、弁護士や司法書士に頼まなくても、自分ですることができます。難しいことはありませんし、それほど大変な作業でもありませんので、自分で行っている人も多くいます。

取引履歴の開示請求をするにあたって、相手先である貸金業者のホームページがあるなら、まずはそこを見てみましょう。

大手の消費者金融の場合には取引履歴の開示請求の方法を説明していたり、取引履歴の開示請求先を載せていたりしますので、それに従って請求します。載っていない場合には、問い合わせるのも良いと思います。

その後、相手の貸金業者に取引履歴開示依頼書を郵送します。貸金業者によっては電話で受け付けてくれるところもありますが、電話では言った言わないということが起こり得ますので、できれば書面を郵送したほうが良いでしょう。

また、書面はファックスで送ってもかまいませんが、必ず受領書を添付し、相手が確かに受け取ったという証明を返信してもらいましょう

郵送に関しても、一部の解説本では内容証明にしなければいけないようなことが書いてありますが、面倒な内容証明ではなく、配達記録で十分です。配達記録は料金も安いですし、手間もほとんどかかりません。

取引履歴開示依頼書の作成は、難しく考えることはありません。要は全取引履歴の開示を依頼すれば良いだけです。文面や形式に約束事はありませんので、そのまま書けば良いのです。

どうしても取引履歴開示依頼書が作成できないという人は、本屋さんに行ってその手の解説本を覗いて見ましょう。雛形が載っていると思います。

 

 

関連記事

  1. みなし弁済に関する最高裁判決
  2. これからの借入は過払い金が発生しない
  3. 過払い金の時効に決着
  4. 貸金業者の帳簿保管義務
  5. 数字で見る請求元
  6. 激震、クレディアの破綻
  7. 今後は残高なしの人が主流になる
  8. 7回目の全国一斉提訴
  9. 高止まり傾向
  10. 沖縄の過払い金返還一斉訴訟