過払い金って怪しくない?
各種新聞を初め、電車の広告やテレビなどでは、「過払い金」という言葉を大変多く目にするようになりました。
本屋さんに行くと、「過払い金回収」や「過払い金を取り戻せ」、「過払い金で借金がなくなる」などといった題名の本がずらりと陳列されていますし、経済誌などの見出しには、過払い金という文字が大きく載っています。
過払い金って何?
過払い金のことが載っている本のさわりを読んでみると、どうやら借金している人に関係があるらしいことがわかります。
今までに借金をしたことがない人や、友達同士や親への借金はしたことがあっても、サラ金業者からの借金をしたことがないという人は、自分には関係がないということで、おそらく過払い金という言葉への興味がなくなると思います。
自分に関係がなければ、この手のことは誰も興味を持ちませんよね。
ところが、今までにサラ金業者から借金をしたことがある人や、現在もサラ金業者から借金をしている人でも、自分には関係がないと思っている人がとてもたくさんいます。
サラ金業者からの借金は社会的に信用されている契約で、借金がなくなるだとか、払ったお金を返してくれるだとか、そんな夢物語が自分に関係があるはずがないというのです。
おいしい話には裏がある。無料より高いものはない。甘い話には気をつけろ。そんな社会的教育を受けてきた私たちにとって、「過払い金」は近寄らないほうが身のためだと思えてしまうのでしょう。
しかし、過払い金は嘘のような本当の話なのです。胡散臭い種類の話ではなく、法律できちんと認められている手段なのです。
サラ金業者で5年以上返済を続けた経験を持っている人は、借金がゼロになり、さらに過払い金として数十万、いえ、数百万円もサラ金業者から返してもらえる可能性があるのです。
過払い金は、今まで頑張って借金を返済してきた人へのご褒美だと思って、ありがたく受け取りましょう。