金策を手伝う
消費者金融業者の督促担当者は、場合によっては債務者の金策を手伝ってあげることがあります。
債務者の金策を手伝うことは、それがそのまま借金の回収に繋がりますので、効果はとても高いと思います。
例えば、旦那さんが債務者であり、その奥さんが借金の返済に対して非協力的の場合、督促担当者が債務者と一緒になって債務者の奥さんに協力を求めることがあります。
奥さんからすれば、借金は旦那が作ったもので、関係ないとなりますが、奥さんのほうは旦那さんの給料で贅沢な暮らしをしているようでは、借金問題も解決できません。
債務者が破綻してしまうと、それは債務者の奥さんの生活にも影響するということを、債務者と一緒になって説明するのです。
債務者だけでは聞いてもらえない話でも、督促担当者がわざわざ出向いたとなれば、聞かざるを得ないですよね。
もちろん、債務者の意見を無視して、勝手に先走った行動に出ることは違法で、債務者の意見を最大限尊重しなければいけないのは、言うまでもありません。
債務者の金策を勝手に手伝うというのではなく、あくまでも債務者の意見を尊重して、債務者に頼まれたから手伝うという形が必要だと思います。
消費者金融業者の中には、実家に行って一緒に両親に頭を下げて頼んであげようかと、威圧的に金策を手伝おうとするところもあります。
そうした返済へのプレッシャーになるような言動は違法でもありますので、もしそのようなことを言われれば、しっかりとクレームをつけることが大切だと思います。