明らかに貸付審査に通らない人は簡単に受付を済ます
電話でお金を借りる際に、最後まで受付をされないことが多々あります。
例えば、年齢が高齢であったり未成年であったりすると、そこで受付は終了して融資を断られるということです。
各貸金業者で審査基準は違いますので、どういった内容のときに融資を断られるかはわかりません。そのため、どういった人が受付時点で断られるかはわかりません。
ただ、現在無職で収入がないといった場合や、本人確認書類を準備することができないという人は、すべての貸金業者の受付で断られると思います。
また、明確なお断り理由がある場合でも、受付では断らず、審査結果のときに断るというケースも多くあります。
これは、申込をしてくる人は金銭的に切羽詰った状態であり、受付で断ると、審査もろくにしないで断るなと文句を言ってくる人が多いからです。
受付担当者は、受付の時点ですでに融資が無理だと判断した場合には、受付で質問する項目を省いて完結にしていきます。
どうせ審査結果でお断りをするのだから、無駄な行為はできるだけしたくないということです。
また、融資が可能かどうかが微妙なラインの申込のときには、通常よりも細かいところまで受付で質問していきます。
受付担当者は融資をしたいと思っていますので、条件が悪い人でも何とかその良さを引き出して、審査で有利にしようと頑張るのです。
世間からは過剰貸付だと批判されている業界になりますが、実のところは申込数の半分以上も断っているのです。
特に、中小の貸金業者になれば、契約率が10%ということもあるようで、10人のうち1人にしか融資をしないということなのです。
融資できない人をいかにさばくかということが、貸金業者にとっては結構重要なのです。