居住年数は注目される
貸金業者が貸付審査をするときに注目する項目に、居住年数があります。お金を借りようとしている人にとっては、居住年数がいったい審査にどう関係があるのかと、思うところでしょう。
それよりもこの正直そうな目を見てほしい、そう思う申込者も多いと思います。
貸金業者からお金を借りるときには、ずばり居住年数が長いほど審査が通りやすくなります。貸金業者の中には居住年数を重視しないところもあるかもしれませんが、多くの貸金業者では重視していると思います。
では、居住年数が長いと何が良いのでしょう。一見、居住年数と返済能力は関係がなさそうですし、1つの場所に長く住んでいるからと言って、それが信用になるとは思えないですよね。
貸付審査で注目される居住年数ですが、これは返済能力とは関係なく、返済が滞ったときに回収できる確立が高くなるということで、注目されているものになります。
貸金業者が1番恐れているのは貸し倒れです。お金を貸しても、そのお金を全部返してもらわなければマイナスになってしまいます。
貸し倒れを防ぐには、返済能力の高い人にお金を貸すことと、返済が滞ったときに回収がしやすい人にお金を貸すということが大切になってきます。
今の住所に10年も20年も住んでいるような人なら、容易にそこから引っ越すということはできません。逆に1年足らずしかその住所に住んでいないような人は、そこから引っ越すのも難しくはないというのです。
返済が滞ると、貸金業者からの厳しい督促を回避するために引越しをする延滞者が結構います。引越先がわかれば良いのですが、わからない場合にはかなりの確率で回収不能となってしまいます。
貸金業者としては居住年数が長く、たとえ返済が滞ったとしても引越をしない人にお金を貸したいと考えています。お金を借りるためには、あまり引越をしないほうが良いということですね。