最後に決定するのは人である
中小の貸金業者ではまだまだコンピュータ審査を導入していないところも多いと思いますが、大手や準大手などの貸金業者では、必ずコンピュータ審査が導入されています。
貸金業者が導入しているコンピュータの審査システムはどれも同じではありませんし、各貸金業者によって審査基準も違いますので、コンピュータ審査を通りやすくする攻略法みたいなものはありません。
コンピュータ審査を通りやすくする攻略法があるとすれば、それは借入れ件数を減らすことぐらいでしょうか。
借入れ金額や収入というのも貸付審査には重要な項目だと思いますが、コンピュータ審査では、まずは借入れ件数で振るいにかけるというところが多いからです。
借入れ件数が5件以上ならお断りというようなことが予め設定されていますので、借入れ金額が少なくても収入が高くても、借入れ件数だけでお断りと判断されてしまうからです。
ここでコンピュータ審査の攻略法を云々考えるよりも、人間相手に良く見られるように考えたほうが良いと思います。
いかにコンピュータで審査するといっても、それは振るいにかけるだけで、コンピュータ審査だけで完結するわけではありません。
結局、最後は人が判断して融資を実行するのです。一般的には、支店責任者が実際に融資をするかどうかを最終的に決定していると思います。
最終的には人が判断しているということは、そこに情が入り込む余地があるはずです。使用目的が子供の手術費用という場合などでは多少審査が緩くなるでしょうし、ギャンブル資金という場合などでは厳しくなると思います。
電話や来店で申し込むときには誠実な態度で接し、申込書などにはできるだけ丁寧に記入したほうが良いと思います。