貸付審査時、申込者の自宅電話を利用した本人確認方法
貸金業者とお金を借りた契約者の生命線は、電話になると思います。何か問題が起これば電話で連絡することができるというのは、お金を貸す側にとっては心強いことです。
自宅固定電話と携帯電話のどちらも持っていない人には、お金を貸さないという貸金業者もあるほど、貸金業者にとって契約者の電話とは重要なものなのです。
自宅固定電話の場合には、その名義が誰なのかを聞かれることがあります。
これは、加入権センターというところで電話番号と名義を確認することが可能で、その電話番号が本当に契約者のものなのかの確認ができるからです。
貸金業者によっては、持っている電話の領収書を求めてくる場合もあります。
自宅固定電話であれ、携帯電話であれ、領収書には所有者の名前と住所、それにその電話番号が記載されていますので、申告された電話番号が正しいのかを確認することができるからです。
また、貸金業者は申告された電話番号に実際に電話をしてみて、本当に通じるかどうかを確認します。お金を借りようとしている人の中には電話代が払えず、電話が不通になっている人も多くいます。
電話番号が正しくても、それが通じなければ貸金業者にとっては意味がありません。電話代も払えないほどお金に困っているという見方もできることから、そこで融資を断るところもあると思います。
審査の緩い貸金業者なら、電話が通じるようになれば融資してくれるところもありますが、審査に大きなマイナスであることに変わりはありません。
それから、貸金業者は自宅固定電話か携帯電話のどちらか１つは、本人と会話ができるかどうかの確認を必ずすると思います。
とにかく連絡がつくかどうかというのは、貸金業者にとってはとても重要なことなのです。そのことを十分頭に入れて、貸金業者を利用するときにはきちんとつながる電話番号を用意しましょう。
