貸金業者が返済処理をミスすることもある~領収証の入金額は必ず確認する
借金をする人の中には、あまり細かいことを気にしない人もいると思います。良く言えば度量が広い、悪く言えばズボラな人となるわけですが、そうした人は全面的に貸金業者を信用してしまうところがあります。
これはその貸金業者の規模が大きくても小さくても関係のない話で、大手の貸金業者でも個人経営の貸金業者でも、完璧な仕事を100%しているとは限りません。
このことは、何も貸金業者だけに言えることではなく、例えば自動車会社の世界のトヨタにしても、すべての仕事が完璧で、製造されたすべての自動車に欠陥がないということはないですよね。
しかし、貸金業者からお金を借りている人の中には、貸金業者の仕事の精度を過信しすぎて、自分では何も確認しないという人が多くいます。
大手はコンピュータで管理しているから大丈夫だよ。そんなことを言う人もいるでしょうが、コンピュータというのは常に故障するもので、総じてその故障の原因も不明という場合が多いのです。
返済のたびに貸金業者からせっかく領収書を発行してもらっているのですから、それと前回の領収書とを比べて、本当に正しく入金処理されているかを確認したほうが良いと思います。
特に、返済方法が銀行振り込みという場合には、入金処理が手作業で行なわれていますので、人為的ミスが付きまとっています。
貸金業者との取引はお金を扱うものです。しかも、金利によって1円単位で細かなやり取りが行われています。
領収書の見方や計算方法がわからないという場合には、本屋さんでその手の本を見て勉強するのも良いですし、直接貸金業者に聞いてみても良いと思います。
このサイトでも金利計算については細かく解説しますので、ぜひ自分で自分の取引内容を確認できるようになってください。