他社延滞があると審査が厳しい
貸金業者に新規であれ増額であれ、融資を申し込むときには、必ず貸付審査を受けなくてはいけません。
貸付審査では、申込者の借入件数や借入金額などを判断材料としますが、そこで他社の延滞があれば、審査が厳しくなるのは当たり前の話ですよね。
例えば、ある貸金業者に新規の申込をしたとします。借入件数が1件しかない場合、その1件が延滞しているようなら、まず審査が通らないと思います。
他社の延滞情報を確認することができる個人信用情報機関では、延滞という異動項目があり、その項目がついているといわゆるブラックなります。
ここで言うところの延滞とは、3ヶ月以上というような長期延滞を指していて、1日や1週間という程度の延滞のことではありません。
唯一の借入先が長期延滞をしている状態では、融資をしようという貸金業者はいるわけはないですよね。
しかし、このように長期の延滞ではなくても、借入件数が1件しかないにもかかわらず、わずかな日数と言えども延滞しているというのなら、どの貸金業者も融資を控えるのが普通です。
ただ、これが借入件数が7件あり、そのうちの1件が2、3日延滞しているというのなら、中小の貸金業者なら十分に融資してくれる可能性があると思います。
延滞していれば貸付審査でかなり不利になることは間違いありませんが、どの貸金業者に申し込んでも、100%審査が通らないというわけではないことを覚えておきましょう。