悪質業者の種類
貸金業者を取り巻くように存在している悪質業者は、星の数ほどあると思ってください。そして、悪質業者にもいろいろな業態があり、よく勉強しておくことが大切です。
悪質業者の代表的なものは、まずはヤミ金融業者でしょう。ヤミ金融という言葉は、今や聞いたことがない人はいないと思います。
過酷な取立と法外な金利で有名で、ヤミ金融のために自殺してしまった人も数多いと思います。
それから、紹介屋というのも有名です。甘い勧誘広告で申し込み者を集め、法外な手数料を支払わせる紹介屋は、昔ほど多くはありませんが、今もしっかりと存在しているはずです。
そして、紹介屋が減った原因は、整理屋が増えたからだとする見方が主流です。今は紹介料をちまちまととるよりも、過払い金を懐に入れたほうが早いからでしょう。
また、買取屋という悪質業者も幅を利かせています。買取屋は警察の取締りが厳しくなって多くが摘発されていますが、所詮はイタチゴッコで増えることはあっても減ることは考えられません。
おまとめ屋は、多重債務者の借金をまとめてあげると言い寄って、先に保証金などという名目でお金を奪い取ろうとする悪質業者です。
どの悪質業者も本当に悪質で、利用者が得をすることは一切ありません。しかも、手口が巧妙なのと、そのトークが上手なこともあってか、自分が騙されたことに気がつかない人も多くいるのです。
貸金業者を利用している人の中には、異常な精神状態に陥ってしまう人もいると思います。でも、悪質業者には絶対にかかわらないと、強い気持ちを保持することが大切だと思います。
