正規の貸金業者にも注意する
もう何年も貸金業を営んでいるという老舗の貸金業者や、テレビCМによって誰でも知っている大手の貸金業者でも、違法行為をしないとは限りません。
国にきちんと登録している正規の貸金業者だからといって、みんながみんな法律を遵守して営業しているわけではないということは、覚えておいたほうが良いと思います。
法律というのは非常に曖昧な表現で作成されていることが多く、厳格説や緩和説など、同じ法律でも解釈の仕方一つで、どうとでもとれるということが多々あります。
現役の弁護士を出演させて大人気になっているテレビ番組でも、弁護士同士の見解が違うというのが見れますよね。
法律の解釈の仕方がそれぞれ違いますので、正規の貸金業者でも督促の仕方が全然違うということが起こるのです。
そして、違法とも言えるが違法ではないとも言えるような行為で、営業しているところもたくさんあるというわけです。
例えば、取り立て規制には、日常を脅かしてはいけないというものがあります。でも、日常を脅かすかどうかは人それぞれ尺度が違いますよね。
違法行為をしていても、それが違法とは思っていない正規の貸金業者もいますので、利用者としては十分注意する必要があると思います。
それには、まずは利用者が取立てに関する規制を中心に、貸金業法についてしっかりと勉強しておくことが大切だと思います。
貸金業者の違法行為を見逃さないためには、まずは何が違法行為にあたるのかということを、自分が知っておかなくてはいけませんよね。