1人で悩んでいるだけでは解決しない
貸金業者からお金を借りる行為は、住宅ローンでお金を借りることや企業が銀行からお金を借りることとは少し意味合いが違うようで、あまり人に知られたくないこととなっています。
しかも、貸金業者からお金を借りる行為ですら人には言いたくないのに、それが延滞していたり、返済に困っているというときには、かなり人には言いたくない部類のものになると思います。
そのため、借金で苦しんでいる人というのは、なかなか人にそのことを相談することができないでいることが多くなっています。
家族で作った借金であるなら、家族の中でそのことを相談することができると思います。でも、貸金業者からの借入れというのは、家族ではなく個人でということが多いと思います。
貸金業者では、新規の受付の際には家族に秘密かどうかを聞いていますが、家族が承諾か秘密かでは、明らかに秘密というほうが多いです。
家族に迷惑をかけたくないからとか、家族に余計な心配をかけたくないからといった理由で秘密にすることが多いのです。
そして、借入のときに秘密にしてしまった借金は、その後に言い出すのは嫌ですし、ましてや返済に困っている場合には、とても言い出せないというのもわかります。
しかし、借金は1人で悩んでいても決して解決できませんし、なかなか良い方向へと向かうこともないと思います。
1人より2人、2人よりも3人と、1人ではどうしようもないことでも、人数をかければなんとかなるということも多々あります。
借金で悩んでいる人は、まずは家族に、そして友人に、知人にと、どんどん相談していくようにすることをお勧めします。格好をつけていては、どんどん悪い方向に行ってしまうと思いますよ。