収入よりも実績重視
貸金業者にとって良いお客とは、返済をしっかりとしてくれるお客と、たくさんのお金を借りてくれるお客になります。
返済をしっかりとしてくれるかどうかは、貸してみないとわかりませんが、貸してみればわかることでもあると思います。
たくさんお金を借りてくれるかどうかは、その人の収入次第です。多少金利が高くてもたくさんお金を借りたい人は多いと思いますが、収入がある程度なければそれもかないませんよね。
ところで、貸金業者が貸し付け審査で1番重要視するのは、収入よりも実績になると思います。同じ借入件数なら、実績がなくて収入がある人よりも、収入が低くても実績のある人により高額の融資を実行します。
貸金業者は、収入を証明する資料を融資申込者に求めても、支出に関する資料を求めることはありません。
収入に関する資料は会社や国が発行するものなので信用できますが、支出に関するものは申込者本人が作成する家計簿ぐらいになりますので、信用も何もありません。
そのため、収入がわかっても支出がわかりませんので、実はあまり収入が高いかどうかというのは意味がないのです。
要は安定した収入があれば良いというだけで、収入の多さよりも過去にどれだけ返済してきたかという実績のほうが、より貸付審査では重要になるのです。