お断りかどうかは数秒
融資できるかどうかの審査というのは、概ね10分以上はかかるのが普通です。大手の消費者金融業者などは、3秒審査などと広告を出しているところもありますが、それは仮審査での審査結果だと思います。
大手の貸金業者の場合には、受付をして自社のコンピュータで審査をします。この結果はすぐにでます。
そして、コンピュータ審査でОKがでた申込者については、個人信用情報機関でその申込者の借入情報や自己情報などの個人情報を照会することになります。
そして、そこで得た個人情報と受付で本人から取得した個人情報を照らし合わせながら、人の目と頭で融資できるかどうか、コンピュータ審査ではじき出した融資金額で大丈夫かどうかを判断することになります。
さらに、融資が無事できると判断されると、そこから提出書類や勤務先の確認を行うことになります。このように、貸付審査には少なからず時間がかかるのです。
しかし、最初のコンピュータ審査の時点で融資不可能となったり、個人信用情報機関に紹介した結果、借入件数が多かったり、債務整理などの事故情報があれば、その時点ですぐに融資ができないという判断が下されます。
つまり、融資がお断りの場合にはすぐにわかるということなのです。
ちなみに、私が消費者金融業者で働いていたときには10分審査と広告に載せていましたが、お断りの時には1分もあればでていました。
でも、すぐにお断りを伝えてしまうと、しっかりと審査しているのかと申込者に怒鳴られることがあったため、時間をかけてから連絡をするようにしていました。