ヤミ金融の借入はわからない
ヤミ金融業者のほとんどは、個人信用情報機関に加盟していません。そのため、ヤミ金融業者の貸付審査では、他社の借入や返済の状況、債務整理や延滞などの事故情報を一切考慮しないで行われています。
まあ、相手は法律無視のヤミ金融業者になりますので、いかに回収ができない人からお金を回収するかが仕事になりますので、貸す相手はあまり関係ないのかもしれません。
それから、ヤミ金融業者が貸付審査で他社の情報を得られないということは、個人信用情報機関に加盟している正規の貸金業者にもヤミ金融業者の情報が得られないということになります。
貸金業者が貸付審査の際にわかるのは、他のまともな貸金業者との取引状況だけで、ヤミ金融業者からお金を借りているかどうかはわからないということです。
借入件数がヤミ金融業者を合わせて20件あるという多重債務者でも、そのうちの15件がヤミ金融業者からの借入というなら、普通の貸金業者には借入件数5件と思われて、融資を受けられるかもしれません。
もちろん、受付でヤミ金融業者から借入があると言えば、どこの貸金業者でも融資を断られると思いますが、内緒にしていればバレることはないのです。
まともな貸金業者からお金を借りて、ヤミ金融業者を完済するというのも1つ良策だと思います。ヤミ金融業者から借りたお金は返す必要はないとは言え、穏便に解決するにはやはり完済するのが1番だと思います。