過払い金の請求は周りに知られる?
過払い金の請求をして周りに知られるのなら、それは借金を知られるのと同じだからしたくない、そんなふうに思っている人もいるのではないでしょうか。
でも、安心してください。過払い金の請求が周りに知られることはほとんどないと言えます。過払い金の請求者として、免許証や住民票に載るわけではありませんし、自宅に張り紙をされることもありません。
過払い金を請求したからといって、破産のように職業を限定されたり、資格を失うということもありません。
また、破産すると裁判所が発行する官報に名前が掲載されますが、過払い金を請求してどこかに名前が載るということもありません。
過払い金の請求をして、そのことで貸金業者が家族に連絡してくることもありませんし、家族からの問い合わせに貸金業者が答えることもありません。
過払い金の請求を弁護士に頼んだ場合には、貸金業者からの支払いは弁護士の口座になりますので、本人は弁護士から現金で受け取れば、預金通帳から家族に知られるということもありません。
つまり、過払い金の請求や、過払い金を受け取ったからといって、それが周りに知られるということはほとんどないのです。
もちろん、過払い金を請求する資料などを家族の目の届く所に置いておけば知られますが、自分さえ気をつけていれば、周りに知られることはないのです。
また、住宅ローンや他のローンをするときでも、たとえそれが原因で審査が通らなかったとしても、過払い金が原因ですとは、相手は言いません。
周りに内緒で過払い金を請求することは可能なので、それが原因で過払い金の請求をしていないという人は、安心して行ってください。