逆恨みで火をつけられたことはないけれど
私が勤めていた消費者金融は顧客からの逆恨みで店舗に火をつけられたことはありませんが、世間ではよく聞きます。
たんに逆恨みで店舗に火をつける人もいますし、強盗目的で店舗に押し入り、その過程で火をつける人もいます。
これらの行為は私が悪質だと言わなくても、誰の目から見ても悪質ですよね。たとえその消費者金融業者に落ち度があったとしても、火をつけられるまでのことはないはずです。
苦情があれば金融庁にでも言えば済む話ですし、あそこの消費者金融は腹が立つというだけで火をつけるのは正常な人の考えではないですよね。
強盗に入って火をつけることについては言語道断です。火をつければ強盗殺人や強盗殺人未遂に問われることになります。量刑ではもっとも重くなり、人間として決して許される行為でありません。
大手の消費者金融なら家事に対して備えが万全だと思いますが、中小では家事についてそれほど準備をしているわけではありません。
実際、私が勤務していた店舗には入口が1カ所しかなく、カウンターで火をつけられたら逃げ場がありませんでした。
火をつけるのは簡単ですが、それで人間が死ぬのも簡単です。火をつけて殺す気はなかったとは通用しません。
多重債務者は長年の借金生活に疲れたり、追い詰められたりで、自暴自棄になることもあるでしょう。
でも、一線を越えてはいけません。たかが借金ごときで、その後の人生を棒に振るうことはありません。
借金何てものは、返せるときに返せば良いのです。