債務整理の方針は相談後に決める
債務整理をすると自分で決め、弁護士や司法書士に相談に行くのは良いですが、相談する前にすでに自分でどんな債務整理をするのかを決断してしまうのは良くありません。
返済が苦しいからもう自己破産しようと、弁護士や司法書士に相談する前に自己破産を決めてしまわないようにということです。
債務整理を大きく考えると、自己破産、個人再生、特定調停、任意整理、おまとめローンの5つになります。
このうち、自分で決断しても良いのは特定調停とおまとめローンの2つになります。
残りを決断するのは、弁護士や司法書士といった債務整理の専門家に相談してからにしましょう。
弁護士や司法書士は、債務状況や収入状況などから判断して、その人のために1番良い債務整理を考え出してくれるからです。
単純なケースなら素人でも判断ができますが、少し複雑なケースになれば、専門家のアドバイスをもとに判断するのがベストです。
安易に自分の考えだけで決めると、自己破産後に個人再生にすれば良かったと後悔することも出てくるかもしれません。
どんな債務整理にしたいかの希望は持っても良いですが、弁護士や司法書士への相談よりも前に予め決めておくのは止めましょう。