ブラックと自動車ローン
自動車ローンには、銀行、信販会社、自動車メーカー系信販会社の3つがあります。これらの自動車ローンとブラックについてここでは見ていきます。
まず銀行ですが、この3つの中では1番金利が低く、審査が厳しいと言えます。
正直、ブラックではない人でも銀行で自動車ローンを組むのは一苦労です。信用情報はもちろん、収入や勤務年数など、ハードルはかなり高いです。
ブラックだと、銀行で自動車ローンを組むことはできないと考えてください。
次に信販会社ですが、こちらの得意技は所有権留保です。所有権留保とは、ローンを利用する自動車の名義を信販会社にすることです。
これにより、返済が途中で滞っても、信販会社は自動車を引き上げれば済みます。
名義が信販会社なので利用者は売ることもできませんし、代金を支払い終えるまではリースみたいなものですね。
ただ、ブラックになると待ったをかける信販会社も多いです。
信販会社によってはブラックでもОKするところもあることはありますが、金額が大きくなる自動車ローンではブラックなら無理と考えて良いでしょう。
最後に自動車メーカー系信販会社の場合ですが、こちらも基本的には信販会社と状況は同じです。
ただ、こちらは自動車を売ってナンボのところがありますので、契約者を家族名義にしたり、連帯保証人をつけたりと、ブラックでも何とかローンを組もうと必死になります。
自動車メーカー系信販会社のほうがよりローンに積極的ということですね。